アピストグラマをもっと知りたい。気付いたら嵌っていたドワーフシクリッドの飼育記録を綴ったブログです。

2015年11月29日日曜日

出でよ!赤いツインバー!

Ap.ヴィエジタ/プエルトガイタン F1
ヴィエジタⅠ/プエルトガイタン F1


今回はアピストの色揚げ方法について考えてみます。

特にマクマス系の赤色の復活と稚魚の色揚げについては最近熱望している事なのです。

色揚げと言っても単純な話、現地と同じ環境をアピストに与えてあげれば自然とワイルドの体色になっていくはずです。

しかしガラスに囲まれた小さな閉塞空間で飼育するアクアリウムでは可能な事とそうでない事があります。

それでは、マクマス系が暮らしているコロンビアのメタ川周辺はどのような環境なのか、自分が考えられる限り羅列していきたいと思います。
  1. 写真やGoogleMAPで見る限り、ネグロ川のようなブラックウォーターではなく土壌が溶けたような茶色い川。
    川の近くは木々が生い茂っているようですが、ネグロ川と違いその周囲は畑などが多い。
    ただこれは近年の開発によって環境が変化している可能性がある。
  2. 川岸の浅瀬で暮らし、川底は白っぽい砂、周囲には落ち葉等が堆積している。
  3. さんさんと降り注ぐ太陽の強い日差し。
  4. 熱帯雨林気候で年中高温多湿。
  5. 雨季と乾季がある。
  6. 必須ミネラルたっぷりの水が流れている。
  7. 周囲の植物や水草により自然濾過された清潔な水が流れている。
  8. 堆積した落葉から染み出すタンニンやフミン酸が流れ込んでくる。
  9. 甲殻類・ワムシ・ミジンコ・藻類などを餌としている。
  10. pHは雨季と乾季により変わる(pH5.0~pH7.5?)。
  11. 植物による養分吸収により導電率は限りなくゼロに近い(?)
  12. 水槽とは違い、広大な遊泳スペースがある。
と、こんなところでしょうか。

ではこの各項目の実現可否を判断していきます。

  〇 ・・・ 3.強い日差し、 6.ミネラル、 7.濾過された清潔な水、 9.餌

  △ ・・・ 1.茶色い水、 2.白砂と落ち葉、 8.タンニンとフミン酸、 10.pH、 11.導電率

  × ・・・ 4.高温多湿、 5.雨季と乾季、 12.広大な遊泳スペース

△の項目は実現可能かもしれませんが、水槽内では病気等予期せぬトラブルに見舞われる可能性があるので実現不可と判断しました。

【可能と思われる項目の実現方法】
  • 強い日差し
    太陽の元、水槽を屋外に持っていく。今の季節は難しいね(^-^;
    最近は太陽光を取り込み光ファイバーで供給出来る照明システムがあるようですが、現実的には太陽光に近い照明を取り入れるのが最善の方法か。
    紫外線を適度に照射するメタハラが最適と思われる。
  • ミネラル
    ミネラルが必要と言っても、アピストにとっての必須ミネラルが正直よく分かりません(>_<)
    アクアメーカーが推奨する情報をそのまま信頼していいものか・・・悩むところ。
  • 濾過された清潔な水
    アクアテラリウムのように陸上で植物を健康に育てて、水中では水草を繁茂させれば自然に近い濾過が出来るかも・・・。
    アピスト飼育していく上で考えると成長の早いトニナとかをソイルで育てて濾過バクテリアによる濾過の補助的役割とするのが現実的かな・・・と思います。

  • 魚類は体内で作ることが出来る色と出来ない色があります。
    今回問題となっているマクマス系の赤色は、体内で作り出すことが出来ない色です。
    赤い色素自体は持っていますが、その発色の元となるカロテノイド(赤色)とキサントフィル(黄色)は作り出す事が出来ません。
    なので赤の色素の元は餌から摂取するしかありません。
ネグロ川の水質について調べていたら面白い記事を見つけました。


<PHに対する誤解>
ネグロ川やテフェ湖の水はブラックウォーターと呼ばれ、堆積した落葉から染み出すタンニン酸やフミン酸(腐植有機酸)流れ込んできます。この影響で実際のPH測定値は引き下げられます。
水位が上昇する雨季にはこの影響が薄れて測定値はPH7.5まで上昇するのですが、乾季になるとPH5.0まで下がります。
つまり炭酸塩硬度(KH)が低いからPHが低いのではなく、非常に高濃度の腐植有機酸が流れ込んでくるからPH測定値が引き下げられているのです。
ROやリン酸を使用してPHを下げた水とは根本的に性格が異なり、必須ミネラルがたっぷりと含まれた水なのです。

<電気伝導度の測定に関する誤解>
生息地にはカラシンやグッピーを含め、あらゆる魚種が生息しており、必須ミネラルのひとつでもある電解質は絶対に必要なものだからです。確かにアマゾン河のように熱帯雨林気候に属する地域は、他の熱帯雨林地域と同様に電解質濃度は低めです。これは植物の養分吸収力がすさまじいために発生する現象です。
また土壌に多く含まれている鉄・アルミニウムは、天然のイオン交換樹脂のような働きもしています。
しかしアマゾン河に電解質がまったく含まれていないように思い込むのは大きな間違いで、 リービッヒの最小基本律の原則にてらしてみても、必須ミネラルとして生体に必要な量は充分に含まれています。
おそらくこの部分に関してもブラックウォーターの性質を誤解しているからだと思われます。
ブラックウォーターの成分である腐植有機酸の多くは親水コロイドで構成されています。
水中の親水コロイドは、電解質(疎水コロイド)を囲い込んでしまうため、電導率計の機能を失わせて測定できなくしてしまう性質を持っています。
これは粘膜保護剤(ブルーやグリーンの液体)などを水中に入れると、電導率計が測定不能に陥るのと同じ現象です。
つまり電気伝導率が低い水なのではなく、測れない水なのです。

引用 http://www.flex-web.com/guide/07/01.shtml
最近は更新されていませんが、アクアメーカーのサイトに記載されている事なので嘘ではないと思います。が、あまり聞いたことが無いメーカーですし、実際の数値が紹介されているわけでもないので何処まで信用してよいのか分かりませんが(^-^;

ただよく言われるネグロ川のブラックウォーターの導電率がゼロというのは絶対ウソだと思っていた自分にとって良い情報でした(笑)

Ap.ヴィエジタ/プエルトガイタン F1
一週間前に撮影したプエルトガイタンのF1。去年ワイルドを手にした時はこのくらいのサイズで♀まで尾びれに真っ赤なツインバーが入っていたなぁ~( ̄▽ ̄;)


それではようやく今回自分が試した色揚げの方法です。

あくまでも実験なので、何が効果があったかを判断出来なければ意味がありません。

実現可能な項目(強い日差し、ミネラル、濾過された清潔な水、餌)について、段階的に取り入れて検証していくことにします。

ただし、赤色の色素の元となる餌はどの段階においても必要な物なので、餌+○○という複合的要素の組み合わせで検証していきます。

Ap.ヴィエジタ/プエルトガイタン F1
まず試したのは、色揚げ用飼料+照明です。

色揚げ用飼料は、カロテノイドの一種アスタキサンチンとスピルリナをブラインと共に与えるようにしました。

アスタキサンチンと言えば、ブラインシュリンプも甲殻類の一種なのでアスタキサンチンを含んでいます。

では何故ブラインだけではマクマス系の赤が出てこないのか、求めている物質が違うのでしょうか。

コイ科の魚はスピルリナに含まれるゼアキサンチンという物質をアスタキサンチンに体内で代謝させて色素胞に蓄えているようです。

という事もあり、コイとは違いますが今回はスピルリナも一緒に与えています。

Ap.ヴィエジタ/プエルトガイタン F1
照明については、全ての水槽の照明をLED化したところなので今更メタハラは無いなぁ~と思い、メタハラに似たライトに変更しました。

先日、ある大学で魚類の色素細胞について研究をされている教授(デモス大じゃないよ。笑)とお話する機会がありました。

もちろんアピストの色揚げについて聞いたのですが、一番効果的なのは周囲の色と太陽光だと仰っていました。

ただこの大学の研究で利用している魚がメダカとの事なので、アピストにも同様の効果が得られるのかは分からないとの事でした。

実際にメダカや金魚は屋外で飼うと発色がよくなるみたいですね!

Ap.ヴィエジタ/プエルトガイタン F1
そして実験を開始してから一週間が経ちました。

尾びれを見てください!

Ap.ヴィエジタ/プエルトガイタン F1
少し出てきましたよ、赤が!(๑•̀ㅂ•́)و✧

全ての稚魚ではなく今のところ半数くらいに変化がありました。

ただし同居している親は変化無しです。

しかし一週間でこれだけ色が揚がってきたのなら、このまま続ければ全個体にもっと鮮烈な赤が出てくるのでは?と期待してしまいます(笑)

実は今までもブラインだけではなく、ディスカスフードとか色揚げに効果があるとされる餌は与えてきました。

その事を考えると、やはり光の問題なのでは?と考えてしまいます。

それと先日まで実施していた硝酸塩除去実験が今頃功を奏したのか・・・。

まぁ期待通りに進まないのがアクアだと思っているので、全ての個体がワイルドのように発色するとは思わないようにしてますが(^-^;

取りあえず、考えてたよりも早く結果が出始めたので嬉しくなって書いてしまいました(^○^)


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18 件のコメント:

moomin さんのコメント...

なるほど・・・・照明ですか・・・・・

ふむふむふむ

おいらV3ですが、やはり水槽によって背びれ後方の赤の入りが全然ちがうっていう印象なんです。赤がきれいに出たのは、今まで3つの水槽です
90水草水槽・60ブルカミア(水草用)水草水槽・60アマゾニア水草水槽

逆に、俗にいうAP水槽やノーマルブルカミア水槽では全然でないんです。
水草結構入れたりしたんですけどね?( ゚д゚ )

そうなると何がちがうんだろう・・・・ってなりまして・・・
違うのは・・・CO2添加してない・ソイルの栄養がない・照明が弱い
の3点なんですよ( ゚д゚ )

で、ちょうど手軽にやれる照明の変更を今朝したところなんですw
うまくいってないノーマルブルカミア水槽にアクアスカイを(๑•̀ㅂ•́)و✧
ここにはいっているV3が再び背びれ後方の赤を取り戻したらうれしい結果かもしれません。


あとは、今までV3でうまくいってた水槽に、ガイタンを入れたらどうなるか・・・ってことで60のアマゾニア水槽と90水草水槽に入れてみました。

これらの結果も気になるところです。( ゚д゚ )

ね?かばちゃんの場合は・・・ちゃんとした実験とは違う感じでしょう?(T_T)





けんけん さんのコメント...

これは興味深い!
というか、私も普段考えていることと同じ〜ツインバーではありませんが。
特にロートやサエの輸入したての色合いが最高で、水槽の中で別のキレイさに変貌していく、なるべくワイルドの色合いを残したい、長く楽しみたいと思ってます。恐らく太陽光なんですが、水槽内では再現不可能…別の要因で何とか(笑)
電導率0については禿同で、電導率0のキレイな水というより、むしろ汚い水だと考えてます。
しかしこれも事実上再現不可能(笑)落葉を大量に水槽に入れたら観賞出来なくなっちゃう。ブラックウォーターも同様で、保護色なので観賞に適さない(笑)
なんか特効薬みたいのないですかね??

スバル さんのコメント...

お久しぶりです?(^^)うちも派手なマックオスの赤が完全に消えてしまって色々試行錯誤しているところですが、一連の記事興味深く読ませていただきました〜。今回の照明の実験でかなり核心に近づいたのでは?!
自分は硝酸塩除去と明日ミネラルの元が届くのでそちらも試してみたいと思います!

クリリン さんのコメント...

なるほど~。かなり核心に近付きましたね。太陽光、夏場に水槽を窓辺に置けたらいいかも知れませんです。アオミドロまみれになるのを覚悟で(汗)ブラックウォーターでは魚は見れないし、落ち葉大量に入れても魚は隠れまくるし、水が止まると病気出そうだし、自然界では、少しずつ水は動いているようですし、難しいですね。レッドビーの赤ちゃん餌にしたらどうなるかな~。デブ一直線ですよね~(逃)トニナが一番手っ取り早いですかね、やはり。打倒、ネグロ川もしくは、ヴアウペス川です。さぁ、いよいよですぜ、マスターデスモ。見に行くのは1月になりそうです。

ウッシー さんのコメント...

一週間でこの効果期待したい~(笑)
何かと、うちでも実験してますがこの先からがなかなか色が上がらない。。。
この実験は試した事ないので楽しみにしてます
WAILD来た時のワクワクをFでも楽しみたいです。

abot さんのコメント...

太陽の力は偉大ですね。
メタハラは太陽光のごとく水草が良く育つと聞いたことがあるのですが、ちょっと違うんですかね?
だいぶ核心に近づいてきたようなので今後が楽しみです!
日光とミネラルというと睡蓮が植わったビオトープなんかが頭に浮かびます。
温度やpHの管理が大変そうだし、観賞できませんけど(汗)。

梨乃のパパ さんのコメント...

どうもです~
太陽光線ですな~錦鯉などでは必要ですからね~
この前の写真のV飼育のエビ屋の水槽のライトは
全てLEDなのです~(汗)謎は深まる~(笑)
私はRO水の足し水にもミネラルを入れてます~
必要かは?分りませんが、取り合えず入れても
魚の状態には悪影響は見られ無い?ので~(笑)
Ap友達の実験でその内結論が導かれると思います!!

Woodlabel さんのコメント...

> moominさん

カバちゃんの実験と違う!?
いやいや同じ~(笑)
どちらも違いを検証して答えを出すのだから同じですよ(^○^)

あれ?メタハラ持ってたよね?
多分メタハラの水槽だったら少し違う結果が出るかも!
アクアスカイも光量がスゴイから、きっと色素胞に刺激を与えることが出来ると思うけど、どちらかというとLEDではメタハラには敵わない気がします。

Woodlabel さんのコメント...

> けんけんさん

自分も最終的にはワイルドの色彩を表現させたいと思ってます(๑•̀ㅂ•́)و✧
そのためには今回の光もそうですが、複数の要素が全て適正値になった時にワイルドの色彩が出てくるのでは?と最近考えています。
でもブラックウォーターで飼育するつもりはないですが・・・(^-^;
あくまでも鑑賞目的なので(笑)

Woodlabel さんのコメント...

> スバルさん

あっやっぱり消えちゃった?(笑)
消えちゃうとホント寂しいよねぇ~
今回の実験では少し答えに近付いた気がしますが、ゴールはまだまだ遠いと思います。
いくつかの要素が全て合致した時に目的とするワイルドの体色が表現されるのではと考えています。
ミネラル!
これもいつか実験しなければいけないと感じているのですが、もし必須ミネラルが分かったらこっそりと教えてくださいね♪

Woodlabel さんのコメント...

> クリリンさん

太陽光の元でアピストを飼育する実験を既にされている方が近くに居ますが・・・(笑)
メダカはグリーンウォーターで飼育すると色が揚がるそうですよ!
もしかしたらアピストも!?
クリリンさん!是非春になったら実験してください!(笑)
でもあくまでも趣味の世界の観賞魚ですから、鑑賞に耐えられない事は出来ないですよね。
次なる実験はトニナ水槽かな?と考えているところです(笑)

Woodlabel さんのコメント...

> ウッシーさん

一週間でこの結果だったらちょっと期待しちゃいますよね!
でも先日も聞いたように今回の実験だけでワイルドの体色になるとは思っていません(>_<)
色々な要素が全て適正値になった時に答えが出るのでは?と思っています。
皆で色々試しながら答えを見つけて行きましょう!
道のりは長そうですけど(笑)

Woodlabel さんのコメント...

> abotさん

実はメタハラは使った事無いですけど・・・、太陽の光に近いと言いますよね~
多分照射される波長の幅が広いのだと思います。
まだ核心には近付いてないと思いますね(^-^;
きっと色々な要素がその魚にとって全て適正値になった時に体色がワイルドに近くなるのだと思います。
まだまだゴールは見えませ~ん(>_<)

Woodlabel さんのコメント...

> 梨乃のパパさん

あの写真はぶっちゃけ衝撃的でしたよ!
でもあの写真を見て、最初に嫌気性バクテリアに目を付けたのは間違いでは無かったとも思いましたけど(笑)

色揚げについて最近思っている事は、複数の要素が全て適正値になった時に結果が出るのでは?と感じてます。
例えば、光のこの範囲の波長が必要とか・・・、このビタミンが必要とか・・・、水槽内の微生物が生成するこの物質が必要とか・・・、餌のこの部分が必要とか・・・。
それも魚種によって求めている要素の範囲が違うのではないかと。
要するに、魚種毎に答えが違うパズルを完成させないとあのワイルドの体色が出てこないのではないかと考えてます。
そうなるとゴールはまだまだ先になりますね(^-^;
AP友さんたちと一緒に早く答えを見つけたいものです。

taketatu さんのコメント...

いや~、深いですね~。

私が以前コメントした「日焼け」が一番正解に近かった?

雨季の水は雨水なんで、かなり薄い水になっているはずですよね。
乾季の水がRO水に近いなんてあるわけないですわな~。

スピルリナとかプレコ用エサを与えるという話は2年ほど前にどなたかから聞いたような記憶が・・。

と、いろいろ理屈は分かっていても、自分の魚には・・・なんもしてないな~。(汗)

Woodlabel さんのコメント...

> taketatuさん

以前『UVで日焼け』というコメントいただいた時はドキッとしました。
硝酸塩を無くす事なんてR/Oで換水してたら出来てしまうので、何か他に体色復活の要素があると感じていました。
一番に考えたのが光です。
それも紫外線。
そんな時にどストライクなコメントだったので・・・(笑)
しかしまだ正解ではない気がします。複数の要素が絡み合って本当の正解が導き出せるのでは?と考えています。
スピルリナも多分マクマス系に関しては重要な役割を果たしていると感じてます。
いつの日か本当の正解に辿り着きたいものです(^-^;

AG さんのコメント...

まいどです~!
ヴィエジタ好きのAGには気になる話題ですね~(笑)ありがとうございます(^-^)
デスモさんと考えていることがかなり一緒です!!いろんな意味でヤバい!(笑)

私も光は色々と試しましたよ~~!
光の実験をされているデスモさんに言うのはアレですが、私が行き着いた先は「水」でした。
もちろん光も効果がありましたが、私が試した方法では思ったほどの効果ではなかったということと、水でどうにか赤を出すことはできるのではないか?という自分のコンセプトから外れそうだったので、光の実験は終了としました。

エサもある程度は効果がありましたが、水には勝てませんでした。
(エサは地色を青白に仕上げるための用途の方が絶大な効果を発揮すると感じています)

ちなみに、昨年ブリコンに出したVの赤色は、ほぼ水での仕上がりです(^-^)
主催者にはエサでの色揚げだの云々と言われてたようですが、そうではありません(怒笑)

今、新たなコンセプトで「超お手軽」にVの赤を出すための水槽を実験中です(笑)
現在のところ、もう少しで約1ヶ月が経ちますが、生まれてから一度も赤色が出たことが無いフナだったV(F1)成魚をうっすらツインバーになるまでになりました!(ボディは青白黄でギラギラです(笑))

Vの性格上、きっちり上下関係をつけたがるので、水槽の全個体が赤のツインバーまでは出ても、それ以上のワイルドのようなギラギラ個体になるのは厳しいのではないかと個人的には思っています。
ギラギラ個体になったのは、うちの実験では全体の3割程度でした。(ツインバーが出たのはほぼ全個体)

デスモさん!めっちゃ楽しみにしていますので、これからも色々な情報発信をお願いします!!(^0^)/

Woodlabel さんのコメント...

> AGさん

これからは自分もAGさんを師匠と呼ばせてもらっていいですか?(笑)
良かったです。方向性は間違っていないという事ですね(^○^)

AGさんが光について色々と試されていた事は先日ウッシーさんよりお聞きしました。
あんなライトまで・・・(笑)
それで最終的な答えが『水』ですか!
大きなヒントをいただきました!
大きいって範囲が広いって意味ですよ(汗)

でも水は魚にとって人間の空気と同じものですから、深く影響を受けていることは当然ですよね。
確かにウチでも一週間で赤く色付いてきたものの、それ以降の経過からこれから体色までワイルドに近くなるような雰囲気は少ないような気がしてます。
これにプラス何か、ということですね!

最近になって色揚げの詳しい方法を調べだして、昨年AGさんがブリコンに出展された二種の凄さに今更ながら驚愕しております。
餌ではあの色素は出せませんよね。

既に色揚げ法を確立している上に、更に高みを目指して色々と実験をされているようで羨ましいぃ~~~(>_<)
もう少しヒントを!(^-^;
と言っても目標に向かって色々試しながら切磋琢磨するのが趣味の世界ですし、その過程が楽しいのでこれからも自分なりに正解を求めて実験していこうと思っています。
正解に辿り着けるか分かりませんけど・・・(^-^;

何か成果が出たら全てではなく少しずつ情報発信をしていく予定なのでこれからも応援してください!
よろしくお願いしますm(__)m