2015年11月25日水曜日

アピストが見てる世界

Ap.オルテガイ(ペバス)
オルテガイ(ペバス)

Ap.オルテガイ(ペバス)
少し色が褪せてきた感がありますが、まだまだ現役です!

背びれや尻びれに傷らしき跡がありますが、久しぶりに再会した♀にヤラレてしまったのか。

♀は現在四腹目の卵を守ってます(汗)

Ap.オルテガイ(ペバス) F1
一腹目の稚魚。

Ap.オルテガイ(ペバス) F1
ようやく最近になって大人の雰囲気が出てきました(๑•̀ㅂ•́)و✧

これからギラッギラになっていくのかな(^○^)

Ap.オルテガイ(ペバス) F1
しかし・・・、一腹目の稚魚が7匹居るのですが全て♂・・・Orz

二腹目、三腹目の稚魚たちは沢山居るので大きくなるまで男同士仲良くしてくれ!(笑)


で、最近ふと思いました。

魚の色ってどのように発色しているのかな・・・と。

ちょっと勉強しましたよぉ~(笑)

調べてみると、色素胞(しきそほう)という下記の五種類の色素細胞の組み合わせにより表現されているようです。
  • 黒色素胞 (光吸収性色素胞)
  • 赤色素胞 (光吸収性色素胞)
  • 黄色素胞 (光吸収性色素胞)
  • 白色素胞 (光散乱性色素胞)
  • 虹色素胞 (光反射性色素胞)
色素胞について、ネオンテトラを例にして詳しく説明した動画がありましたので興味があったら下のリンクから見てください。

ミクロワールド『熱帯魚 美しい色の秘密』
※一部のスマホや携帯電話では見れない場合があります。

色素胞
色素胞に青い色素胞が無いので、冒頭のオルテガイのブルーはどのように表現されているのかと疑問だったのですが、無色の虹色素胞の中にあるグアニンの結晶が光を反射させてブルーに見えるというのが分かりました。

ゴールドやシルバーに輝くカラシンもこの虹色素胞の光の反射による色だったのです。

実はこの色素細胞が魚類を含め生物が生存していく上で極めて重要な役割を担っています。

例えば、天敵から身を守ったり、自分の存在を主張したり、紫外線から身を守ったり、体温調節等々・・・色素細胞は極めて重要な存在なのです。

アピストも調子が悪い時や寝ている時は体色がくすんだりしますよね。一番分かりやすいのは♀が発情期を迎えると真っ黄色になります。

このようにその時々により色素胞が凝縮したり拡散したり変化して体色が決定されているのです。

ん~、なるほど~と唸ってしまいました(笑)


ここでまた新たな疑問が生じました。

というか、前々から疑問に思っていた事なんですが、数種類の似たようなアピストが水槽に入っていたり、まだ小さくて雌雄がハッキリと人間の目から判別出来ない時でもアピストは同種の♂や♀をしっかりと判断しています。

人間に例えると、日本人が金髪の外国人を簡単に判別出来るレベルの問題なのかな?と思っていたのですが・・・。

実は調べてみると、全ての魚類に当てはまる事ではありませんが、多分アピストは人間には見えない色が見えているようなのです。

また難しい話になってしまいますが(汗)、我々人間は光を眼球にある水晶体を通して網膜に像を写し出します。

網膜には、明暗を判別する桿体(かんたい)細胞と、色彩を判別する錘体(すいたい)細胞があり、これらの情報を脳が解読して色を認識しています。

今回は桿体細胞は省略して、色彩を判別する錘体細胞のみを説明します。

人間の錘体細胞には視物質というものがあり、
  • 赤視物質
  • 緑視物質
  • 青視物質
の三種類です。光の三原色(R・G・B)です。

一方、アピストの錘体細胞にある視物質は、
  • 赤視物質
  • 緑視物質
  • 青視物質
  • 紫視物質
の四種類で、人間よりも紫視物質が一つ多いのです。

これは哺乳類の進化の過程で紫視物質が退化してしまったとされてるみたいです。

アピストグラマの可視領域
上の図は電磁波のうち、人間の可視領域と紫外線領域を拡大した簡略図ですが、恐らくアピストは人間には見る事が出来ない紫外線を見ているはずです。

紫外線が見えることにより、同種の雌雄を判別したり、有害な紫外線から実を守る事が出来るのでは?と思います。

主に浅瀬で暮らしているアピストは当てはまりそうですが、全ての魚類が四種類の視物質を見る事が出来るわけではありません。

水深が深い海に生息している魚は少ないと思われるし、サメは白黒の世界を見ているようです。

逆に海に住むシャコの一部は12種類の視物質を持っているようです。

人間の可視領域の他に紫外線と赤外線も見えるそうなんです。

シャコが虹を見たら何色に見えるんだろう?なんて思いましたが、最近の研究ではシャコは確かに多くの視物質を持っているが、その情報を脳でミックスして色を認識する能力が無いという事が分かったようです。

陸上では、爬虫類や鳥類、昆虫、両生類は人間よりも多い四種類の視物質で見ているようです。

ちなみに人間と同じ哺乳類の犬や猫は二種類の視物質(青と緑)を持っています。

犬や猫は白黒の世界で暮らしていると思っていましたが、そうではないようです。

それにしても紫外線ってどのように見えるんでしょうねぇ~

霊能者が見えるというオーラも同じ仕組みなんでしょうか(笑)

イヴァナカラ・アドケタ/トゥッカーノ
簡単な実験をしてみました。

上のアドケタの写真を、色の三原色で人間が作ったカラープリンターでL判の紙に印刷してアピストに見せてみました。

結果は一目散に物陰に隠れました。

この結果が意味するものとは?・・・、三択です!
  1. アドケタの迫力にビビった。
  2. 顔しか写っていないので同じ魚類とは認識出来なかった。
  3. 写真に写っているものを生物とは認識出来ず、単なる四角い未知の物体と認識した。
イヴァナカラ・アドケタ/トゥッカーノ
同じアドケタの写真を魚眼レンズ風に手を加えたものです。

きっとこんな風にアピストには見えたのかな(笑)

ではこの最初の写真をアドケタ本人に見せてみました!

結果は・・・

鏡を見せた時以上に鰓蓋をガバッと開けて猛突進してきました(^-^;

という事で、正解は1番の『アドケタの迫力にビビった』でした~(^○^)

写真に写ったアドケタには紫外線が写っていないはずだけど、それに関係なく鏡と同じように見えたってこと?

色の三原色で作った写真も紫外線を加えた四種類の視物質で見てるってことだよね?

だとすると、アドケタには紫外線領域は関係無い?

??(◎o◎)??

どうも自分に見えないものを必死に考えたので頭が混乱してきました(>_<)

でもこの辺の話とか色覚の事がアピストの色揚げの重要な要素になるのでは?と個人的に思っています。

今回の記事は、小学校や中学校で教わったことで自分がサボってたり忘れてしまった事なのかもしれませんが色々と調べてみて勉強になりました。

ネットを中心に調べたので真偽のほどは定かではありませんが・・・(^-^;


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14 件のコメント:

梨乃のパパ さんのコメント...

どうもです~
前回の記事に亀コメしました~スンマセン!!(汗)
しかし、Mr.デスモのブログは勉強に成るは~!!(笑)
マダマダ謎の多いAp飼育だし~魚の生態ですからね~
追求したい?何故?〇態達には、オモロ~過ぎ~ですね!!(笑)
最後のアドケタの実験も思わず?笑いましたよ~(爆)
ペバスFは凄くエエのでは?来年のブリコンはギラギラの
ペバスかな?強敵~(笑)

abot さんのコメント...

どうも!
こちらもまたギラギラしてますね〜。パパゲイとは親戚ですかね?
お魚には物がどう見えるか、勉強になります!人間には見えないがお魚には見える物?色?で何かを判断してるのでしょうね。
アドケタの実験は面白いですね!もしもトリックアートみたいな感じで印刷が出来たら違う反応しますかね?

クリリン さんのコメント...

ぎんぎらぎんにさりげなく♪昨日、カラオケ行ったのでそのノリで。なんでかもうsold out が綺麗になりましたね。もう約一年になるのね。来年のブリコンはこれで決まりですかね?ぎらぎらさ加減が半端無いですね。アピストの見える世界、奥が深い。人間がこの世で一番優れている生き物じゃない。という感じです。アドケタは、まぁ自分以外全部敵ですからね。嫁は除く。アピスト二年生頑張ります。

moomin さんのコメント...

アドケタのところがよくわかりませんでした( ゚д゚ )
一枚目では逃げて、
二枚目(魚眼加工したもの)だと逃げなかったということですよね?
どっちも大きさは同じなんですよね??( ゚д゚ )

なんで二枚目なら突っ込んできたんですか???
あれ???

動画もすっごく面白かったです。
とりあえずネオンテトラをガン見してきますwwww
見えるわけないけど・・・とりあえずガン見(๑•̀ㅂ•́)و✧

しかし、ほんとデスモさんは幅広いです。とんでもなくwwwww
錐体細胞とか・・・・ちゃんと習ったのになぁ・・・・デスモさんの方がはるかにくわしいwww_(:3ゝ∟)_


デスモ さんのコメント...

> 梨乃のパパさん

いやいや、自分も皆さんに刺激を受けて勉強させてもらってます(^-^;
一人で悶々とアピスト飼育してたらこんな事を考えなかったかもしれませんから(笑)

アピストの飼育法って、錦鯉や金魚、メダカ、海水などに比べてまだ確立してませんよね?
色々試して少しずつ飼育法を確立していければ良いなぁ~と思ってます!
アドケタの実験は・・・、アドケタは何でも突撃していくようですなぁ~(笑)
ペバスは♀が居ません!(>_<)
来年に間に合うか、間に合ってもサイズ的にギリギリですね(^-^;

デスモ さんのコメント...

> abotさん

パパゲイと同じクルジィ系です。
赤があまり無いブルー中心のアピストですが背びれの模様とかは同じ雰囲気ですよね。

きっとアピストは紫外線を使って♀を判断してるんでしょうね。
アドケタはきっと魚の形をしていれば何でも反応しちゃうと思いますよ(笑)

デスモ さんのコメント...

> クリリンさん

『なんでかもうsold out』。あ~よく覚えているね!
ペバスは♀さえサイズが合えば来年のブリコンに挑戦してみたいです。
ただサイズ的に間に合うか微妙ですねぇ~(^-^;
アドケタはホントその通り、自分以外は全て敵ですからこういう結果になっちゃうかな(笑)

デスモ さんのコメント...

> moominさん

アドケタ写真の実験、やる意味があったのか自分でも未だに分かりません(汗)
2枚目の魚眼写真はアピストの目から見てこんな感じに見えるんだろうと魚眼加工してみただけで、実験は1枚目の写真だけで実施しました。
鏡を見せた時と、写真を見せた時に行動の違いが出たら『やっぱり魚は紫外線も使って物を見てるんだ!』という結果を期待してたんだけど・・・

鏡は紫外線を全部ではないけど反射してるはずです。
一方写真には人工物だから紫外線は写っていないはず。
だからアドケタに見せた時、鏡には威嚇するけど、写真を見せた時には逃げたりしたら思惑通りだったのですが、結果は鏡も写真も同じ結果だったのです(>_<)
まぁよく考えたら人間がサングラスをかけた時と同じように写ったと思えば納得できる結果なのですが・・・。
何か他に魚が紫外線を見ている事が分かる実験って無いかなぁ~

錐体細胞ってやっぱり学校で習ってたの!?
自分は全く覚えてないよ(>_<)
ほとんどネットで調べた結果を整理して書いただけなのです~(๑•̀ㅂ•́)و✧

けんけん さんのコメント...

紫外線カットフィルムを使って…いやいや…
思った通りの行動してくれるのはアドケタくらいでしょうか?でも初見は全部敵だろうし(笑)
デスモさんの旅は続きますね!

moomin さんのコメント...

ふおおおおおおお( ゚д゚ )
すぐに返信したはずなのに反映されてなかった( ゚д゚ )

錐体うんぬんは今の仕事のための学校いったときに習ったんです。
その前までは・・・おいらは生物ってやつはほとんどしりません。
腎臓の数さえあやふやなまま入りましたwwww

今度、動画を見せてみたらどうでしょう?
動画にも紫外線は写らないはず?だから・・・・ドキドキ

ジョニきち さんのコメント...

ど~もです!

亀コメですいません(^_^;)
いや~、解りやすくまとめてありますね!
1度調べた事ありますが、難しく書きすぎていて途中でわからなくなりました。

さすがデモス大准教授www

もはや教科書...本出しちゃいましょう!
著者は出...デ川准教授でw

デスモ さんのコメント...

> けんけんさん

紫外線カットフィルム!
なるほど~、この手があったか!
早速調べたら紫外線カットフィルムのサンプルを無料で送ってくれるらしい(^○^)
届いたら試してみます!
でもアドケタで試したのがそもそもの間違いだったのかと今更ながら考えています(笑)

デスモ さんのコメント...

> moominさん

えっそうなの?m(__)m

錐体細胞とかはどうなんだろう?
習ったような気もするんだけど、まあどちらにしても良い勉強をする事が出来ました(^○^)

あ~動画ね~
写真でも威嚇したアドケタだから、動画だとスゴイ事になるかも!
そもそもアドケタをテストの対象にした事自体が間違っていたのかも(笑)

デスモ さんのコメント...

> ジョニきちさん

同じ事を調べた事がある!?
〇態だねぇ~(笑)
自分もよく分かっていない事だったから今回スゴイ勉強になりました!

本!?
音羽寺の和尚様が出版したら考えましょう(笑)