アピストグラマをもっと知りたい。気付いたら嵌っていたドワーフシクリッドの飼育記録を綴ったブログです。

2015年8月22日土曜日

シーズンインに向けて実験

自作流動式フィルター
そろそろ現地では水が引いてくる頃でしょうか。

少しずつ輸入も動き出しているみたいですね(*^-^*)

オフシーズンの期間を利用して、ソイル+底面濾過や餌を工夫したり色々実験をしています。

先日、MALさんのブログ記事で流動式濾過について少し触れていましたね。

最強の生物濾過とか言われているのは知っていましたが、フィルター自体がまだまだ高額だし、何となく眉唾物じゃないの?という考えもありました。

現在アピスト水槽の濾過はテトラのブリラントフィルターをメインに使用していて、フィルターの状態が一目で分かるしメンテナンスも楽なので特段問題は無いのですが・・・。

ただ一つ気になる点が・・・。

それは、スポンジフィルターは生物濾過が主なのでゴミが底に溜まってくるのが難点でした。

そこで以前、水作のスペースエアフィットというフィルターを使用してみました。

水中のゴミを吸着してくれるので最初は重宝していたのですが、吸盤が小さくて知らぬ間にズリ落ちてたり、メンテするため取り外そうとするとフックが外れて水槽内でバラバラになったり、出水部の高さ調節が出来ない等のデメリットがありました。

ならば物理濾過と流動式濾過を一緒にして自作出来ないかと考えたのが先日のこと。

ネットで調べながら、水作エイトにペットボトルをくっ付けたり試行錯誤してシミュレーション。

何とか自作出来そうなので早速材料を集めました!

自作流動式フィルター
  • アクリル製のパイプ
  • 真ん中に穴が開いたアクリル製の丸板
  • コトブキの薄型ろかドームと付属の出水口
  • 流動濾過用の濾材
  • アクリル接着剤
  • バスコーク
  • 養成テープ
  • 鉢底ネット
自作流動式フィルター
まずアクリルパイプの底面に丸型のアクリル板をアクリル接着剤で接着。

自作流動式フィルター
次にアクリルパイプの上面部分の加工。

濾材が漏れないように鉢底ネットを小さくカットして、バスコークで丸穴部分を塞ぐように接着。

自作流動式フィルター
同時に、反対側に出水口を同じくバスコークで接着してから、アクリルパイプにアクリル用接着剤で接着。

自作流動式フィルター
アクリルパイプの上下が丸板で塞がれたら内部に濾材を注入します。

この濾材、誤って溢すと大変な事になります(*´▽`*)

小さなスーパーボールのようにピョンピョン跳ねて、まるで逃げるかの如く周辺を転がり続けますので、注入の際には漏斗とかを使って確実に内部に注入するように心掛けます(^-^;

自作流動式フィルター
バスコークで接着した部分が乾いてしっかり固定されたら、ろかドームの吐出口にアクリルパイプをギュッと押し込みます。

濾過バクテリアをスムーズに移行させるため、ろかドームに付属しているスポンジは捨てて、今まで使用していたブリラントフィルターのスポンジを輪切りにして、ろかドーム内部にセットしたら準備完了!

そして早速水槽に!

自作流動式フィルター
V1クマリボとオルテガイの稚魚が入っている水槽にセッティング。

フワフワと動く白い濾材が目を楽しませてくれる~(*^-^*)

下のろかドームで物理濾過をし、上の流動式フィルターが生物濾過を担当します。

ただ今回の自作、完璧ではありませんでした(^-^;

  • フィルター自体の比重が軽く、エアを強めに吐出すると少し浮いて移動してしまう。
    応急措置として、鉛の水草の重りをろかドームに巻き付けました。
  • あまり気にならないが、ポコポコ音が多少聞こえる。
  • 出水口からの水量が少なく、水流が弱い。
  • 出水口の高さ調整が出来ない。

以上の反省点を考慮し次回作成時には、大きい方のろかドームを使用してフィルター自体の比重を増やし、流動濾過部を若干短めにして、出水口の高さ調節を可能としたいと考えています。

取り敢えずは現在の状態をしばらく維持して、pHの下降速度を見ながら濾材の量を調整したり換水して水質の安定を目指します!

それで良い結果が出たら、他のアピスト水槽やディスカス水槽にも導入してみたいと思います。

そしてこの場でご報告する予定です。

ただ今回の自作流動式フィルターで一番懸念される事・・・。

それは濾材に藻類が付着する事・・・。

数か月後に小さなマリモちゃんがフワフワしていたら報告は無しです!!!


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12 件のコメント:

ジョニきち さんのコメント...

ど~もです!
流動式濾過...すご~く興味あります。
これは今後要チェックですね。
DIY のレベル高い!
これはうまくいったら流行りますよ~。
商品化しましょうw

メーカーがこのブログを見ませんように...w

abot さんのコメント...

デスモさんのDYI!ちょっと意外でした!
カメラに付けるガーデンマットが最初で最後かと思ってましたよ!
かなり手慣れた感じの製作工程ですね。実はいろいろ好きですね?
そういえば塩ビのパンチングボードの話もありましたもんね!
テトラのスポンジ以外の有力候補、期待しています!

taketatu さんのコメント...

いや~、こんなことまでなさるとは・・恐れ入谷の鬼」子母神・・。

パッと見、頼りないように見えるのですが、流動濾過って効果があるらしい・・
マリモ作成実験とあわせ、結果が楽しみです!

Unknown さんのコメント...

自分も立ち上げますよ~流動!
どうやろうか、いまだ悩んでいましたが大いに参考にさせていただきまーす!
一緒にアピスト水槽を流動濾過でも成り立たせましょ~。
長期維持の藻類はどうでしょうね?自分も気になります。
続報まってま!

けんけん さんのコメント...

デスモさんってこんな技も行けるのか!!しかもかなり本格的じゃないですか〜スゲー
流動式濾過って知らんですよ!早速調べてみよ〜

Woodlabel さんのコメント...

> ジョニきちさん

流動式、すご~く興味ありました(笑)
大型の浄化設備でも流動式濾過を導入しているので期待は膨らみますが、小規模だと効果は薄いのかも・・・。
以前から自作している方も居たので、メーカーが作らない理由が何かあると思います。
マリモ製造機になったり・・・(>_<)

Woodlabel さんのコメント...

> abotさん

接着するくらいのDIYはしますよ~。
まぁ、今回のはDIYというレベルの物ではないですね(^-^;
以前隔離ボックスをパンチングボードで作りましたが未だに大活躍ですよ!

正直、濾過は水質が安定さえすればどんな物でも良いと思います。
ただスポンジは濾過の状態が見れるので分かりやすいのかな・・・。
その点、この流動式濾過に期待しているところです。

Woodlabel さんのコメント...

> taketatuさん

DIYの先生からそんなお言葉・・・。恐れ入谷すっ!(笑)

そうなんですよね~。頼りない感じが確かにしますよね。
小さなマリモが出来ないように黒いアクリルで作ることも出来ますが、それでは流動式濾過の楽しみが半減してしまいますからね(笑)
結果はあまり期待せずにお待ちください(^-^;

Woodlabel さんのコメント...

> MALさん

立ち上げ楽しみにしてます!
流動式で良い結果が出たら嬉しいですね!
ただ今回の自作はまだまだ検討が必要です。
水の流れが期待していた以上出ていないので、濾過パイプの形状を検討してみようと思います。
透明なパイプで無ければ藻類を抑えられると思うんですが・・・。
これも今後の検討課題です(笑)

Woodlabel さんのコメント...

> けんけんさん

いやいや、ただ接着剤でくっ付けるだけですから~(^-^;
流動式濾過って大型浄化施設でも使われているんですよ~
このような小型の水槽でも効果があるのか知らないですけど・・・(^-^;
まぁそれの回答を得るための実験です(笑)

moomin さんのコメント...

(;゚д゚)・・・・
デスモさんもタケタツさんも、幅広い人はDIYもやばいですねー。すごい・・・。
どの分野もすごい(;゚д゚)感服です。

なんかここ2~3回、パソコンでコメントしようとすると最後の承認?とところが出てこなくなってしまいました(´・ω・`)なんでだろ。
それでいて、選べ!みたいな。無いものは選べない(T^T)

Woodlabel さんのコメント...

> moominさん

失敗する可能性大ですけど・・・、色々試してみようと思ってます!

パパさんにも指摘されましたけど、どーもIEとの相性が悪いみたい(>_<)
取り敢えずコメント欄を別ウィンドウで表示するようにしたので次回は大丈夫だと思いますm(__)m